ニムファにトーマシー

ニムファにトーマシー図
紙本彩色 M6 2018


2018年の頭の方に制作したこの作品。「ニムファ」と「トーマシー」が描かれてますが、さてどっちがどっちだか。画廊の方がお客様にこの絵の説明をする時に「え~っと、こちらは・・・すみません先生どっちがニムファでしたっけ?」となってしまうややこしさ。

本人的には、いや、アクアリスト的には「サンチュにカルビ」くらい常識的な範囲なのでこんなタイトルをつけてしまったけれど、これが良いのか悪いのかは展示してみないとわからなかった。

基本的に作品タイトルは描いた魚や水草の名前をそのまま使うというのが主で、それはそう言い切ってしまった方が僕の作品的に見えてくるものがあるだろうという澤井先生の助言もあってのことだけど、実は過去何度か変えてみたこともあった。

それは例えばこの絵でもできるけど、ニムファを藻、トーマシーを魚と言ってしまい、魚藻図(ぎょそうず)というタイトルにしてしまうというもの。

古来より中国では「魚藻」というのは「花鳥」と並ぶ自然観照の画題であったという知識を得てから、これだ!ということで使うようになったのですが・・・

それはそれでカッコイイとも思うのですが、ちょっと「魚藻図」というタイトルの作品が増えすぎまして(笑) 最近は専ら名前の方にしています。

そして時々お客様が「おっ、トーマシーだねぇ」と反応してくださることがあり、そうなるともうお互いに魚トークが数十分~1時間ほど続いて周りが驚くという現象もあったり。

なもんで、前に「魚藻図」と付けた絵を別のタイトルに変更したものもあります。

あるいはまた逆に変えることもあったり・・・